若沖と江戸絵画展

に行ってきました。

美術館居続け最長記録を軽く更新。軽く5時間、休憩無し。
11時に友人と待ち合わせて入って、出てきたの常設展合わせて4時だった……。
ご飯食べてから行った方がよかったかなぁと思いつつ、そしたら閉館時間に追われることになったはず…ということで、友と二人でお互いを納得させました（苦笑
まぁ、見てる間は空腹どころではなかったのですがねー。

日本画は細部までとても繊細で美しいので、近寄ってじっと眺めていると色々な発見があって止まらない。じっくり眺めた後は、遠くから全体を鑑賞。
ぬめるような艶のある鳥。柔らかそうな動物の毛。それらが写実として迫ってくる中、どこまでも平面から抜け得ない奥行きがある。じっくり見つめれば見つめるほど、現実とは違う世界に入っていきそうになる魅力というか魔力を持ってるような気がする。美しい幻の世界に遊ぶ存在しない動物。龍になろうとする鯉。おしゃまな虎。咲き乱れる花。全てが夢のようで、佇むばかりでした。
極彩色と白と黒。そして金。

全体の印象として、若沖の名前が入っているけれど、若沖自体の展示品の数はそう多くは無かったかな。別の画家の展示品もどれも素晴らしかったけれども、若沖はその中でもとりわけおされな人だなぁと、改めて思いました。メリハリや色彩が時にポップで、センスがキュート。そして、鶏。好きなんだね、鶏（笑

鳥好きならば是非足を運んで頂きたい。といっても最後の巡回先っぽいので、もう興味を持たれた方は半年以上前に行かれてますよね…。
でもいいんだ、地元に来てくれただけで私は幸せだ…。
本物を見た後は印刷図録が色あせて見える…ということで、図録は見送りました。生の美しさはなにものにも代え難い。会期中にもう一回は…行きたいな…（ぼそり

オフィシャルサイト＞http://jakuchu.jp/


夜は、イーストダイニングっぽいお店で、シンガポール料理。
スパイスの匂いはしっかりしているのですが、味は優しくて美味しかったｖ