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日々是日常

SWとアメコミをこよなく愛するヲタクの日常。腐女子的発言多数のため注意。

2024'09.23.Mon
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2007'05.05.Sat
この日は、映画を見に行ってきました。

気になっていた「BABEL」
以下、ネタバレ…というようなネタはこの映画には無いと思いますが、内容に触れていますので隠します。

一言で言うなら、フィーリング映画かなぁ。
イントロダクションにもありましたが、「言葉は通じず、祈りは届かない」
これが全てを表しているような気がした。

ただ、宣伝や煽りを見るに、それに対して、何か糸口が提示されるような印象を受けるのですが、鑑賞した感想として、ストーリーとして繋がった瞬間のようなものは感じられなかった。
時間軸がぶれて語られる異国の話。銃は確かに重なりの1つにはなっているが、物質的であって、そこに心は介入しない。人間的な繋がりや心の重なりを描くのかなぁと思っていたので、ちょっと勘違いしていたのかも。
「届け心」という煽りに、私は映画の中のストーリーの一環として、内部的な登場人物の心のやり取りを期待していたのですが、これはどちらかというと観客に対して、映画自体が様々な心や強い訴えを提示している類のもの。
思想的というのは言いすぎかもしれませんが、根っこは感じた。
物語を楽しんでいるうちにそこから何かメッセージも伝わってくる…といった類のものでは無くて、メッセージのための物語。だから、交錯していないし、ストーリーの山や谷、落ちを楽しむ事は出来ない。ただ、そのメッセージは共通のもの。前述したそれ。それで結びついている。

私はこのテーマに寂寥感を感じた。そこから何を読み取るかは本当に観た人それぞれだと思うので。
泣けるシーンもそれぞれだろう。私は打たれたアメリカ人の奥さんを助けるためにやっと飛んだヘリを見たときに、でも打たれたもう一人の男の子のためには飛ばないのだろうということが思われて泣けた。ただ泣けた。

好き嫌いは別れる作りですが、こういう映画もあっていいと思います。

とりあえず、楽しむ類の映画ではなかったので、カップルや家族で行くのはお勧めできないかな。
抉られて突きつけられたものに対して、語り始めるとお互いのものの見方の違いが解って面白いかもしれませんが、それこそ人それぞれなので、付き合いが浅い人と行くと会話に困るかもしれませんね(^^;
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