忍者ブログ

日々是日常

SWとアメコミをこよなく愛するヲタクの日常。腐女子的発言多数のため注意。

2024'09.23.Mon
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2009'09.01.Tue
□フィラデルフィア物語
コメディ……なんだろうけれど、私的には今一面白さが伝わってこなかったかも。当時のアメリカの貴族的立ち位置の人に対する大衆の反応とか空気が分かっていれば違うのかも。キャサリンへップバーンは表情が豊かなところがいい。そして、この時代の美人像は嫌いではないけど、ちょっと眉が離れてて垂れ目がちなんだよなぁ。
ラスト、ちゃんと収まるところに収まったのはある意味すごいかも。この遠回しな感じ中々伝わりづらいと思う。

□グローリー
南北戦争の資料に……と安易な気持ちで借りました。主人公がちょっと線が細かったのもあって、今一乗れなかった。後、モーガンフリーマン良いところ持っていきすぎ。若いデンゼルはぎらっとしてて存在感あった。
当時黒人を戦列に加えなかった理由とか、心理とかはよく伝わってきたので、その辺りは良かったかな。でも、繰り返しになるけれど、主人公の影が薄いので、映画としては微妙だと思います。

□その男、ゾルバ
このギリシャ人め!!反則だ!!と思わず叫びたくなる位ゾルバ役のアンソニー・クインがいいvv こういう本能を体現しながら自分に正直に生きている男の人には本当に格好かわいいくて、惹かれます。自己中なとこもまた、憎めないんだ。そりゃバジル(アラン・ベイツ)も惚れちゃうよ…。「ヘイ、ボス、あんたが好きだ!」とか言われたら、女なんかどうでも良くなっちゃうね(笑 ラストの二人のダンスも大変ホモ臭くてよろしかったと思います。大好き!!

□あなただけ、今晩は
全員英語を話しているけれど、フランスが舞台。
フランス人が英国紳士に化ける件で、彼らの真似を大げさにやるところに、誇張されたイメージ像とイギリス英語が見事に出てておかしかった。
話は勿論結構荒唐無稽だけれど、コメディなので毒にも薬にもならない。紐を食わせるのが娼婦のステイタスと言ってはばからないヒロイン(娼婦)の考え方に、そうか……所変われば…だなぁと思わず手のひらを打った。 ファッションや小物の色使いが可愛いかったv

□戦場にかける橋
デビットリーン監督のあれです。長いはテンポがゆっくりだわで馴れるまでは眠かったりだるかったりするのですが、馴れると人の行動や思考の速さと通じるテンポなので、いい味に変わってくる。戦場ではあらゆるもの…努力も人の営みも破壊されるという事実を真面目にやって滑稽に見せてる感じ。この坦々とした感じが悲喜劇なんだと思った。最後に軍人で無いと言いきった軍医の言う「madness...madness...」の一言につきる。(邦訳では「信じられない」になってたけど、やっぱここはマッドネスでしょう…)

□夜
ミケランジェロ・アントニオーニの白黒映画。恋愛の悲劇性を描いた映画らしい。半分位まで、まったく説明がないまま進むのですが、主役の女優さんのすっきりしない表情や影を感じさせる態度、街の風景に魅せられて苦にならないまま観てしまう。ラストの夫への告白、思わせぶりに重なるセリフ。歳月の不条理の恐ろしさに胸が痛くなる。個人的には好みですが、フィーリング映画な気がするので、物語性は薄いです。

□天と地
オリバーストーン監督。ベトナム戦争の参考として…以下略。
あまり感想が思い浮かばないなぁ。坦々と描かれてたので、坦々とそのまま観てしまったような気がする。
それよりも、トミーリージョーンズと主人公の女優さんの、体格差がすごすぎて、ある意味犯罪的だった……。

□女猫
第二次世界戦中のフランスでナチスに対するレジスタンス活動には市井の女性も参加していたという話。最初に、実話を元にしているが、実際の裁判記録とは異なるとちゃんと出てくるのがよかった。色々と見えないエンタメ改竄を入れる今の映画にも見習って欲しい。
ストッキングを脱いで素足で歩く…というのが女性に対する恥辱を伴う拷問として機能した時代世情を想像してみた………うーん、未知の世界だ……。
ただちょっと女性の描き方に偏見を感じた気がする。ラストの心理的圧迫感は辛い。

□3時10分、決断の時
すごく良かったです。前半はわりかし静かに坦々としている進みが、後半の推進力にちゃんと繋がっているところがすごい。 ラッセルクロウとベールの押さえた演技と、差し込まれる言葉少ないメッセージが話に更なる深みを加えていると思う。
ラストも全員の葛藤が渦巻いてるのが伝わってきてすごくドキドキした。進んでいく列車にに被さるように、エンドマーク後に引きずっていかれる気持ちが残って、いつまでもガタゴト音が消えませんでした。そんな余韻も素晴らしい。
個人的に最後のホテルで、べンとダンが向かい合ってべンが実は絵を描いているところで、ダンの瞳に光が差し込んで緑が映えるシーンがすごく好き。(※べンは緑の目の女が好きと劇中で言っている)

□サイケデリック・タイムトリップ
短めコメディ。なんてことない半滑りな内容なのですが、1976年のカラフルでサイケな雰囲気が微笑ましくて、つい最後までぼけーっとみてしまった。この大味感がアメリカポップカルチャーのイメージだったんだよなぁ…と。今では懐かしく、こんな格好した人いたら問答無用でコスプレの域ですが、緩く笑うには十分。
ラスト、未来が楽しそうな70年代色で染まってたのににんまりしてしまった。楽しそうでいいなぁ。
PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
[365] [364] [363] [362] [361] [360] [359] [358] [357] [356] [355
«  BackHOME : Next »
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
今週やりたいこと
・5月の本のプロット(30%)


前のTODOは残ってるので
5月以降に復活します。
最新コメント
[01/21 暁]
[10/24 暁]
[08/21 暁]
[10/24 暁]
[07/24 月陽]
最新記事
最新トラックバック
プロフィール
HN:
月陽
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
フリーエリア

日々是日常 wrote all articles.
Powered by Ninja.blog * TemplateDesign by TMP  

忍者ブログ[PR]