インクレディブル ハルク

観てきました。
勝手に開始時間を勘違いしてOPの終わり位で入るはめになってしまって。開始からそこまでを観るかどうかで印象が変わるのかな…。

とりあえず、頭切れてますが感想を。
個人的に好みだった所もありますが、好みじゃない所が多かった。そんな感想です。以下ネタバレ有。

最初の画面作りで、あ、いいな…と思ったのですが、だんだん首をぐるぐる捻り出して終わる頃には、もうちょっと何とかならないのかね？になってました。

画面の構成や色彩センスはいいなぁと思ったし、ノートンのバナーもよかったと思うのですが。ストーリーの根幹がね……。
まぁ、ハルクのキモとして、女は外せないと言われると、そうですよね、すいません……と引き下がるしかないのですが、いかんせん女がハルクを宥めるシーン多すぎ。あれではハルクがリード付の番犬に見えてしまう。いや、女以外でハルクを宥められるわけないじゃんと言われると、そうですよね、すいません……と（以下同文）

思うに、私がハルクのメインストーリーが好みでないのでどうしようもないという結論に。ついでに言うと、戦闘に関しても力VS力でお腹いっぱいな感じなのも好みでない。敵対する相手が好きになれないタイプなのも以下同文。

後、別に女に今カレの精神科医の恋人が必要だったとは思えない。あの男が出たせいで、女のバナーに対する気持ちの強さがわかりにくいし。米の国的には側にいなけりゃ新しい男がいるのは普通なのかもしれませんが、うーん……。


女とハルクが洞窟で座ってるシーンはちょっと可愛かった。女＝元カノで研究者仲間という設定を無くして初対面で、いっそ相手少女とかにまで設定変えてやったら面白いのになぁとか。
いっそ、ハルクVSバナーの自我の戦いに絞った話ってのはどうだ。ついでにアーミー禁止。ノートンならそれで2時間に耐える映画になるはず！！！ 次回があるなら、是非そっちの方向でお願いしたい。

そういえば、今回ノートンがかなり脚本を書き直したらしいけど、さすがに出てくるキャストと役柄までは変えれないよね……。うーん、難有な話だった……。