日本と映画とオリンピック

昨夜はビギンズの地上波放送でしたねー。
私は某新聞のテレビ欄の解説がありえない状態になってると教えてもらって、実際見たら喀血しました…………。
その字面から与える印象が許せなさすぎて。　今、その文言を書こうとしたのですが、書く事自体が嫌なので、3回位書いては消しました。＜どれくらい嫌か察してください　どうしてこういうことしちゃうかな……。
問題の文章は…これだ……1 2 3…

「イケメンセレブは正義の味方」

イケメンセレブ……………何てチープな……ぺらぺらすぎて涙が出そう。私の中ではすっかり暴言の閾値を超えてます。イケメンなんて安いジャパニーズ造語に加えて、日本式カタカタ流通のセレブという言葉が現在纏っている俗っぽさが滲み出てて軽く死ねます。真のセレブリティに対してなんて、なんて無礼な！（呪
正義の云々については、ヒーローとヴィジランテの違いについて全く頓着していない事が痛い。
キャッチコピーとしてはあまりの破壊力に目だけは引くし、今の日本ではそれが目的だと言って居直る風が吹いている気がするので、まかり通るんだろうけれど。でも、これって情報伝達の姿勢の問題だとも思うので、私はあえて言いたい。そんな目的、犬にでも食わせろ！！（叫

そんなこんなで軽くスルーして、私はオリンピックの開会式観てました。チャン・イーモウは個人的にも好きだし。
何か、非常にあの国らしい演出だったと思います。王朝の庭に来たようだ……。
人間の可能性について色々と考えさせられました。圧倒的なマンパワーの前には、ちょっとしたハイテクなんて、ホント子供だましなんじゃないかと思うよ。

幻想的な雰囲気と解説で強調されてたけど、この国ではむしろこっちが現実だった時代のが長くて、しかも多分今も絶賛継続中なんだよなーとふと思ったりもして。