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日々是日常

SWとアメコミをこよなく愛するヲタクの日常。腐女子的発言多数のため注意。

2024'09.23.Mon
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2009'06.01.Mon
年代バラバラ、時期もバラバラ。だいぶ前から見たけれど時間が無くて何も書けず時が過ぎていったものとか、借りて観たものとかを振り返ります。
ネタバレはしてませんが、ぽろっと何か出るかも。率直に短めにいきます。

□ワルキューレ
シンガー節が痛いほど伝わってきた。映像もストーリーも。フィルム細部に渡って鳴り響くシンガー節に良い意味でおなかが一杯に(笑 トムを真っ向よく料理していたと思います。描きたいことがすごくはっきり、伝わって来た。結末は歴史を知っていれば分かっているので、後半はそれも相まっての焦燥に心拍数がどんどん上がっていった。最後は本当に悲しい。でも、それを描きたかったんだよね。そんな姿勢が大好きです。

□イエスマン YESは人生のパスワード
全然期待してなかったせいか、逆に結構上手くまとまってて、良かったです。
たぶん観たときに私の心境とマッチしてた部分もあったのかもしれないけれど。いや、でも本当に面白かったんですよ。一番のヒットは、さっきワルキューレで見たテレンス・スタンプがノリノリでイエス教の教祖を怪演してたこと。思わず吹いたよ(笑

□MILK
とても良かったです。声を上げて繋がる事を知って、知った力で世界が変えられると人が信じた時代のうねりが伝わってきた。一人じゃないって、知る事さえ大変だった時代で。それを初めて知ったときの気持ち。今はもう過ぎ去ってしまって、もっと複雑になってしまった感もあるけれど、そんな今はさておいて、そういう時代があったことが、表現されていて伝わってきた所がとてもよかったと思う。勿論、ショーン・ペンはすばらしかった。個人的に冒頭しばらくしてミルクが、誕生日を迎えて、言った「今まで生きてきて世の中の役に立つことを何もしていない」といった趣旨のセリフがとても胸に染みました。これもたぶん観たときに私の心境と関係してます。

□地球が静止する日(オリジナル版の方)
宇宙人の人が、とても穏和な人で。あれがどうなったらリメイクの予告に繋がるのか最後まで謎だった。子供と歩いてる所なんて本当にほほえましい、良い紳士さんで、素敵だった。

□ホルテンさん初めての冒険
タイトルロールから静かに引き込まれていって、最後はもう涙でした。
最近、起承転結を全面に押し出した映画ばかりみていたような気がしてちょっと映画選択の方向性を変えてみようかと思った。

□トッツィー
ウディ・アレン、すごい………。ある意味王道展開なのに最後まで飽きずに観てしまったよ。女性陣の描かれ方に時代を感じた。時代毎に男性の変化は結構緩やかですが、女性は本当に時代毎に変わるので面白いです。

□失われた地平線
みんなが求めるシャングリラ。なるほど人生のテーマですね。
さすがにここまでさかのぼって来ると、時代背景も違うからか、人の顔つきが変わってくる。女性は当然ですが男性も。情報が駆けめぐるの映像表現も懐かしの新聞が回るやつとかで、あれ久しぶりに見た。
俳優さんとシャングリラがとても綺麗でじっと見ていたら、気がついたら終わってました。紛失した部分はもう出てこないのかなぁ。残念だなぁ。

□ザ・スピリット
色々あって試写会に行きました。
うーん、これ舞台だったら有りかもしれませんが、映画では無しでしょう。
つくづくミラーさんって、止めというか見得というか、そういう非現実の空間切り取りが作風でもあるし、俺流なんだろうなと。で、それをそのまま映画でやってしまったんだね…という気がしました。舞台だったら限られた箱の中で、場面を変えて、悲喜こもごも。止めもブラックジョークも有りだろうし、役者の身体性というか人の出す圧力とセリフでだいぶカバー出来る気がします。あり得ないものをお約束で見る既にフィルターがかかった状態でテンション上げてみてますから。でも、映画はもっと低いテンションで持続的に流れていくものなので。出際、隣の奥様の「まるで漫画ね」のセリフに、ええ、漫画以外の何者でもなかったですねと心で胸の中で相づちを打ちつつ。やり方最初から間違えてるのである意味勿体ない。

□路上のソリスト
なんだか良い要素は沢山あるんだろうけれど、今一消化不良。惜しい。説明されない部分が心地よく流れていく話も沢山あるだけに、比べると乗れない。
ナサニエルの苦悩と恐怖に対するもう一人の柱としてのロペスのキャラのバランスが悪かったのかなぁ。最後も消化されたのかされなかったのか微妙。微妙だからいいと素直に思える微妙さではない。そこにもっていくための書き込みが足りない気がした。勿体ない。

□スタートレック
ストーリーの肝はとてもよかった。キャスティングもよかった。物語としてその辺りは久しぶりにぐっと来た。萌えもしっかりあったし(笑<ここ重要 医者がかわいすぎだろうとか、バルカン星人のツンデレっぷりとか。お父様ならぬかの人のもう惚れ抜いてしまっての惚気の境地とか(笑 主人公は正しく対男限定で効果抜群の俺様フェロモンふりまきまくりだし。懐かしくも正しく恐ろしい主人公像ににやにやが止まらなかったです。
ただ、映画の細部はちょっと勿体ないかなー。思うに、私はJJ某の画面作りが好みではないかもしれない。全体的にちょっとカット割りが細かく、早く、そのせいで五月蠅く感じられる。大事なシーンの説明が薄かったり、ちょっとあれっと思う展開や、心情表現がパターン的過ぎたりもして、唐突でご都合主義に感じる所が多々あったかも。ともあれ、宇宙に恐ろしい男が解き放たれてしまいましたね(笑 これからみんな苦労するよ……がんばれ(ほろり
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