重なるもので

先日ネットを彷徨っていたら、大学時代に好きだった詩人が2年前に亡くなっていた事を知って衝撃を受けていたら、昨日AW展に一緒に行った友人からワイエス氏がお亡くなりになったと連絡を受け、ショックに呆然としていたら、今朝電話が鳴り響いて、祖母の兄弟の訃報が届いた。

なんだか切なくなりましたが、考えすぎるとよくないので、予定は変えずにこの週末は友人と買い物に行ったり、ヘルボ2を観に行ったりしました。

出先のガーデニング屋さんで見た蛙がロケーションも伴って可愛かったので激写。




以下はヘルボーイ2の所感です。ネタバレ無し。

デルトロ監督のあっちの世界観たっぷりな所は相変わらず凄かったというかグレードUPしてました。そこはそれですごくすごく素敵で良かったのですが、そこがぐぐっと出てきた来た分、ストーリーに対するバランス感覚が犠牲になった感じを受けました。
今回はエイブにもっと絞って、彼のスピンオフみたいにした方が良かったんじゃなかろうかとか、私はエイブにも幸せになってもらいたかったんだ…とか色々思うわけです。スポットの当て方とか話の持っていき方がどうも散漫になってしまっている気がして、勿体ないなぁと。全く同じ筋だったとしてももう少し頑張れたような気がしてなりません。ちょっとクリーチャー描く方に愛が行きすぎた？とどうしても思ってしまいます。キャラとストーリーが絡み伴ってこそのエンタメなんですよーともいいたい。

そんな辛口もありますが、2作目として全くの駄作かというとそうではなく面白い部分も良い部分もあります。マニングとヘルボのやり取りは相変わらずで良かったし、その他のキャラ同士のやりとりも可愛い。ああいう生活臭が感じられるやり取りや雰囲気は大好きです。
ストレンジを撮るときはバランス感覚がヘルボIの時のような感じだといいな。クリーチャーよりステファンを大事にしてくれますように…と願って止みません。＜そんなオチかい